非実在美少女

*この文章で登場する「二次元」は「キャラクター」という意味合いです。
*この文章は俺の独断と偏見です。

・非実在美少女
 今回の「アイドルマスター2」で得られた事は、彼女らは「二次元」であること、それの深い意味で再確認。
 彼女らは「実在」はしない。
 しかし「存在」はしている。
 その存在は不変的なものであり可変的なものである。

 その二次元である彼女らに付いてちょっと書きたいと思います。
 例として、アイドルマスターの「水瀬伊織」に注目してグダグダ語ります。


 俺の大好きな「水瀬伊織」は一人では無い、複数人存在する。
 「複数人」の「水瀬伊織」という「属性」を持った彼女達を我々は「一人」の「水瀬伊織」として認識している。

===【水瀬伊織】===
 俺の初めて出会った「伊織」は「アーケード版」の「水瀬伊織」だ。
 彼女は兄弟にコンプレックスを持ち、高飛車で、ワガママで、ランクが低い時は言動に反して弱い子だった。
 でも、成長し、ようやく自分のコンプレックスを克服し、プライドに見合った力と地位と自分の信頼出来る男を手に入れた。

 次にあった「伊織」は「XBOX360の無印」の「水瀬伊織」だった。
 性格・言動は「アーケード版」と全く同じであったが、見た目が若干違った、しかし彼女は間違いなく「水瀬伊織」であった。

 三度目に出会った「伊織」は「PSP版のSP」の「水瀬伊織」だった。
 今回は見た目も違うが、性格・言動が以前の伊織とは若干違った。
 SPの伊織は成長し、地位と力を得たときにが、頂点にいる孤独を感じていた。
 その為に以前の伊織ならプロデューサーに叱られると渋い顔をした場面で、叱られる事で自分にはそばに居てくれる人がいると認識し、今までと違う反応をした。(*参考:ランクB「ミーティング」の選択肢の結果の違い。)
 しかし、そんな違いもあるものの彼女もまた「水瀬伊織」だった。

 その他にも数多くの「伊織」を見た、公式ならばSP版の裏話的な「DS版」の伊織、「漫画ぷちます」の気苦労の絶えない伊織、「漫画アイドルマスターブレイク」のキャラ崩壊した伊織、「アニメ ゼノグラシア」の全く別人の伊織。
 さらに非公式では「ノベマス」や「同人誌」など様々な世界観に存在する伊織「達」だ。

 今まで出てきた「伊織」は全員同一人物の「水瀬伊織」であり、全員別人である。

 新しく生み出す時は自由で可変的でありながら、一度生まれて世に出たら絶対に変わることの出来ない、実在はしないが存在はする、これが彼女ら「二次元」だ。

 そして、重要なのが、その様々な媒体で登場する彼女らを個人がどう「認識」するのかである。


===【自分が「水瀬伊織」を伊織として認識する基準】===
 初登場の「アーケード版」の「水瀬伊織」は絶対的な伊織である。それ以降に作られた多種多様の伊織は、このアーケードの「水瀬伊織」始祖にして存在している。

 なので、「アーケード版」の「水瀬伊織」に持っている自分自信の「伊織像」を基準に他の伊織を見て、その子が「水瀬伊織」か判断し許容・拒絶をし、その度に自分の中の「伊織像」を変化させている。

 つまり自分の「伊織像」の基準を満たしているかでその「伊織」を「水瀬伊織」と認識するか決まる。

 今までのゲームシリーズのアーケード・XBOX無印・SP・DSの「伊織」は伊織と俺は認識し続けた。
 二次創作でも出来の良い「伊織」も同様に伊織として認識し、そうではないものは「伊織」でないと拒絶してきた。

 この段階で出来た法則は「ゲームシリーズ」の「水瀬伊織」は全て絶対的な伊織であり、それ以外は環境が違っても「水瀬伊織」らしさを満たしていれば伊織として認識するというものだった。

 つまり最も重要なのは「ゲームシリーズ」での「水瀬伊織」なのだ。


===【今回俺が泣いた理由】===
 結論から言うと、最も重要である「ゲームシリーズ」の最新作「アイドルマスター2」の「水瀬伊織」が、俺の中の「水瀬伊織」の基準を満たしていなかった。

 見た目に関しては完全に伊織と認識していた。むしろ可愛さが格段と上がっていて発表直後は驚喜乱舞した。
 その為、プロデュース不可と言う知らせに本当に涙を流した。しかし、違った視点から伊織を見る事が出来ると言う希望を抱いていたが…現実は残酷な物だ。
 
 今回の伊織は声や見た目は確かに伊織かもしれない、だが「劣化版の量産型ツンデレ」みたいな発言はなんだ?「取り敢えずこのセリフを言わせておけばいいんでしょ?」みたいな制作陣の雰囲気すら感じられた。
 
 絶対的な存在で無ければならない「ゲームシリーズ」の「水瀬伊織」が自分の「伊織像」の基準に満たない矛盾。
 視覚情報では超絶かわいい伊織の姿が脳に送られ、聴覚情報では伊織の甘い声が脳に送られて来る、しかし言語情報では伊織とは到底思えない発言が続く。
 この事実に脳味噌が理解ができずに拒否と肯定をし続けパニックを起こした俺の感情。

 「こんなのが伊織のはずが無い…しかしなんだ…この可愛さは…え?は?え?」

 結果、マイナス値である「伊織らしからぬ言動」×「可愛さ」= 精神的ダメージ となって俺に降りかかり、ただ泣くことしか出来なかった。

 
===【感情のまとめ】===
 「アイドルマスター」シリーズは「バンナイナムコゲームズ」の商品である。
 つまりその中の登場人物である「水瀬伊織」は「バンナイナムコゲームズ」の物である。
 そして「アイドルマスター」と言う商品を我々ユーザーは提供して貰っている。
 なので「俺の伊織を汚しやがって!ふざけるな!」と言う権利は無いだろう。
 しかし、「俺の中で培われてきた「水瀬伊織」の像を汚しやがって!ふざけるな!」と言う権利ぐらいは俺にあると思いたい。


 彼女「水瀬伊織」は実在しない。しかしこの出来事で確実に俺の中で何かが失われた。


 彼女「水瀬伊織」は実在しない。しかし俺という実在する人間に干渉し、行動に大きな変化を与えた。


 彼女「水瀬伊織」は実在しない。しかし俺を含める数多くの人間が彼女のという「存在」を認識している。


 彼女「水瀬伊織」は実在しない。しかし「存在」はしている。その存在の証である公式の「水瀬伊織」が「水瀬伊織」では無い。これはある特定の人物の人格を崩壊させたと言っても過言では無いんとじゃないか?


 しかし、彼女「水瀬伊織」は実在しない。まるで彼女の存在は「ゼロ除算」のようだ。

なんかよく分からない精神状態で書いた駄文でした。

追記:アイマスDSの伊織のセリフ、「ツンデレ?そんな安っぽい言葉で私の品格を落とさないでよね!」
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